キー・スイッチ
今 扱っているPC-8001 は 1979年(昭和54)に発売されました(約 40年前)
当時 コンピュータのキーボードには キー(ボタン)の数だけのスイッチがならんでいました(キー・スイッチ)
改めて 数え直してみると キー・スイッチの数は 81でした
キーの上面には アルファベットや数字などが 書いてあります
例えば A のキーを押すと キーボードから 「a が押されたぞ」という 信号がコンピュータ本体に送られます
コンピュータは 通常受信した文字を ディスプレイに表示します(キーの中には Shift のように 文字と対応しないものもあります)
A のキーを押すと なぜ 「a が押されたぞ」という 信号がコンピュータ本体に送られるのだろうか ?
その理由は A のキーは押された時に 「a が押されたぞ」と確信できるように 配線してあるからです
その配線とは何かと言えば それがマトリックスなのです
最後の質問 :
マトリックス配線からの信号を見て 「a が押されたぞ」と判断するのは誰なのか?
それが キーボード・コントロールと呼ばれるICです
いま使っているのは HT82K629A というICです
製造元の HOLTEK社は Keyboard Encorder と称しています
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