分散型の発電

　2011.3.11 の大震災以来　原子力発電の危険性が問題になりました
　移り気なマスコミは　放射能の危険を忘れたのか　電力の不足に大騒ぎをしています
　原子力発電所の操業をはじめないのは　けしからん　という意見まで出てきました

　太陽光発電が注目されていますが　過剰な期待は禁物です
　日本は　国土が狭く　山が多いので　パネルを置く場所が　あまりないのです
　東北地方ではどうかというと　雪が降るし　海岸地方では　塩害もあります

　こういう時は　頭の切り替えが　必要です
　まずは　電力利用を分類しましょう

　工場：　産業のためには　どうしても必要です　これからは工場は　自家発電装置を備えるようになるでしょう　
　家庭：　クーラー　冷蔵庫　洗濯機　電子レンジ　などの大電力系
　　　　　照明　ラジオ　TV　コンピュータ　などの　小電力系

　家庭では　大電力系は　電力会社の送電を利用するしか　方法がありません
　しかし　小電力系は　自家発電ができます　太陽光　風力　水力　地熱　など
　足こぎ式の発電機が　あってもよい　健康増進用に売れるかもしれない

　以前に　「直流アウトレット」の提案をしました　もちろん　まだあきらめていません
　家の中に　小電力用の　直流１２ボルトの配線をして　自家発電装置につなげます
　停電になっても　照明　TV　ラジオ　コンピュータは使えます