ゴーヤの授粉 2
ゴーヤの授粉の続きです
雄花が圧倒的に多いのは そのほうが授粉の確率が高いのかと 考えましたが
そうではありませんでした
ゴーヤが10個の花をつけるとします
雄花の数 : 雌花の数 を変えて 授粉の確率を計算してみます
雄花 雌花 確率
9 1 9/90 = 0.10
8 2 16/90 = 0.18
7 3 21/90 = 0.23
6 4 24/90 = 0.27
5 5 25/90 = 0.28
4 6 24/90 = 0.27
3 7 21/90 = 0.23
2 8 16/90 = 0.18
1 9 9/90 = 0.10
雄花の数 : 雌花の数 = 5:5 = 1:1
のときが もっとも授粉の確率が 高くなっています(約 0.28)
これで分かったことは 「ゴーヤの雌花の割合が 少ないのは」 授粉の確率を増やすためではない ということです