クラウドの問題
「ファーストサーバ、大規模障害での顧客データ復旧を断念」 という 新聞記事
クラウド・サービスは 便利なので つい頼ってしまう
頼りきりは危険という 好例です
別の言い方をすれば 危険の分散が重要ということです
SafeSync の場合は どうだろうか
このシステムでは ユーザーの C: ドライブにあるファイルが クラウド上に保存されて同期されます
ユーザー側では コンピュータ ▼ mainHD(C) ▼ ユーザー ▼ ユーザー名 ▼ SafeSync （フォルダ） にファイルを保存します
ファイルは 自分のコンピュータの SafeSync フォルダ内にもありますから クラウド側で障害が起こっても 同期がとれないだけで データは安全そうだが 本当に安全だろうか ？
ユーザーが 自分のコンピュータで 間違って全部のファイルを削除したら どうなるのだろう
自動的に同期が行われるから クラウドのファイルも なくなってしまうはず これは大変 ！ *1
ファイル同期の仕組みがどうなっているか 考える必要がありそうです
ユーザー側のコンピュータで 変更（ファイルの追加、削除や上書き）が起こる → クラウドに知らせる → クラウドが同期をおこなう
たぶん こんな仕組みのはずです
*1: とりあえずは SafeSync フォルダ内のデータを 外付けのハードディスクに 定期的にバックアップしておけばよい つまり自前の雲をつくるわけだ
