無料添削
かっては 文章の手本だった新聞記事が いまでは悪文の見本市のようだ
見かねて 無料添削の試みをはじめる
原文は 読売新聞 Web 版です
原文：「東電の報告が遅い」汚染水流出で規制委が
東京電力福島第一原子力発電所の汚染水が海へ流出した問題で、原子力規制委員会の事務局を務める原子力規制庁の森本英香次長は、２３日の定例記者会見で東電の対応を批判した。
森本次長は、流出を示すデータの公表に時間がかかったとして、「東電の報告が遅く、大変遺憾だ」と語った。
規制委は２９日に有識者会合を開き、汚染水がどこから漏れたかや海にどう広がっていくかなどを議論し、早急に対策に当たる。
東電は、岸壁近くの井戸の地下水位が潮の満ち引きと連動していることを流出の根拠とした。規制委は流出が疑われた６月に「潮位の変化と地下水の関係を調べる必要がある」と指摘。東電は今年１月末から地下水位を測定していたが、結果の公表は２２日だった。東電は「データを確認して、整理するのに時間がかかった」と説明している。
（2013年7月23日19時18分 読売新聞）
添削後の文章：
東京電力福島第一原子力発電所の汚染水が海へ流出した問題で、原子力規制委員会の事務局を務める原子力規制庁の森本英香次長は、７月２３日の定例記者会見で東京電力の対応を批判した。
森本英香次長は、流出を示すデータの公表遅れについて、「東電の報告が遅く、大変遺憾だ」と語った。
原子力規制委員会は７月２９日に有識者会合を開き、汚染水の流出経路と海水への拡散状況を検討して、早急に対策に当たる予定です。
東京電力は、岸壁近くの井戸の地下水位が、潮位の変化と連動していることを、汚染水流出の根拠とした。
原子力規制委員会は、流出が疑われた今年の６月に「潮位の変化と地下水の関係を調べる必要がある」と指摘した。
東京電力は今年１月末から地下水位を測定していたが、結果の公表は７月２２日だった。東京電力は「データを確認して、整理するのに時間がかかった」と説明している。
