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新しい方

デジタルTV放送の仕組み

 

・映像・音声・文字(データ)を すべてデジタル化します
・デジタル化とは 数値化のことです 数値は最終的には二進法(0と1の組み合わせた列)表示になります
・TVの画面は パラパラ漫画のようなものです 映像(+音声+文字)を1秒間に何十枚送れば 動いて見えるのです
・1枚の画面のデータは 映像・音声・文字の3列ですが 3列を同時に送信することはできません(実は 周波数の異なる3つの電波を使えばできるが それはしたくない)
・多重化というのは 映像データ 音声データ 文字データを つなげて1列にすることです
・細部は省略しますが 上のようにして 二進数の長い列をつくります これを デジタル放送信号(Transport Stream 略して TS)といいます
・変調というのは 簡単にいえば 電波にTSを乗せることです(← かなり乱暴な説明)
・送信機に送信アンテナをつけて BS衛星に電波を送信します
地上→人工衛星 の送信を アップリンクといいます

・衛星は 受信した電波を 別の周波数で地上に送信します これが ダウンリンクです
・地上では 受信アンテナで受信して デジタル受信機に送ります 受信した電波からデジタル放送信号(TS)をとりだします(長い 0と1のつながり) これが復調です
・つぎに デジタル放送信号(TS)から
映像信号を取り出す→デスプレイに画像を表示 
音声信号を取り出し→スピーカーから音声を出す 
データ信号を取り出す→データを表示する
・やっと パラパラ漫画の1枚が 復元されました
・以上を繰り返す

   
参考文献 :
 NHKデジタルテレビ技術教科書(NHK 出版)
















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