羽釜(はがま)
高級電気炊飯器に 羽釜炊きというのがあります
羽釜って何だ
その昔 ご飯はかまどで炊きました 燃料は薪(まき)
昭和20年代末までは かまど(またはガス台)炊きでした(昭和30年 1955年 東芝が自動式電気釜を発売)
釜は かまどの中に落ちないように 縁に円盤がついていました これが羽釜です 蓋(ふた)は厚くて頑丈な木製でした(水蒸気を閉じ込める 圧力釜のような効果があります)
上の写真は 釜浅商店の うどん釜(直径 21cm)2合炊きです
本来の羽釜は 底が丸いので そのままでは不安定で ガス台に乗りません
うどん釜は 底が平らなので ガス台に乗るし 食卓にも置けて便利です( IH 対応 )
水加減 :
米 1 合(研ぐ前 約150g)
水 180 cc
水 180 cc の重さは 180 g なので
研ぐ前の米の重さ : 加える水の重さ = 1 : 1.2 です
水加減は 米の種類・品質 気温 水温 個人の好み によって違います
炊飯中 釜の中の様子は
米粒+水 → ご飯粒 + 温水 → ご飯粒 → ご飯粒+おこげ
のように変化します
釜炊きの場合は 水分(温水)がなくなったところで 火を止めて 蒸らします
従って 水加減の水は 多少多くても 問題ありません(少なすぎると 芯のあるご飯になる)
試行錯誤して お好みの水加減を 見つけてください
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