設計の誤り
鉄道のトンネルでは ふつう 高速道路トンネルのような天井はありません
笹子トンネルの主な目的は 排気ガス対策としての 換気ダクトをつくるためでした 天井裏を左右2つに分けて 吸気と排気に使用していました
空気の通り道(ダクト)のために 重いコンクリートを使ったのは 理解できません
薄くて 軽くて 燃えない材料を 天井板に用いるべきでした ただし あまり弱い天井版だと 点検のために 天井版の上に人が乗れないという問題があります
厚くて重いコンクリート板を選択したのは 最悪でした
A 事故が起こったトンネル
B 天井版を複数のボルトで吊る 体育館や屋内プールではこの方法
C フェイル・セーフ型 ボルトが抜けても 天井は落ちません
D ボルト取り付け部の点検のため Catwalk をつける
E 天井をなしにして 換気ダクトを鉄骨で支える
B 〜 E は私の(素人)案です
事故の起こった笹子トンネルでは
・ フェイル・セーフ の思想がないこと
・ 天井材に 重いコンクリートを使用したこと
・ メンテナンスについての配慮がないこと
以上については 明らかに設計ミスと断定できるでしょう